2017年4月12日水曜日

お昼ご飯とともに書いています。前編

現在、僕は 自分のフレームブランドしての Sunrise cycles と、
誰でもフレームを作れる場所として望む方に作り方をレクチャーする  BYOB(Buid Your Own Bike) Factory と、
ショップオリジナルフレームの販売を希望する小売店様からお話を受け仲間でフレームを製作する Co-Creation と、
主に3つの業態で自転車フレームにたずさわっております。

Sunrise cyclesのフレームはもちろんお話を受けた僕が一人で考え作っております。
このブログの最初の頃にも書かれているすべてのつじつまが合う物は一人が考え一人が作ることが条件 という趣旨の故です。

BYOB Factory としての活動も趣旨は同じ、その人が欲しい/作りたいものをその人が作る。その手助けをしています。
もし今僕がフレームを作るをことを望む人であるなら、その最初のステップとしてこの場でフレームを作ることを望むと思うぐらい、有意義だと思っているしもちろん始めたことを後悔してはいません。

Co-Creationは、僕とBakansu cyclesBYOBブログでアメリカ旅の話を書いてくれていた高橋君の3人でやっている小売店さん向け生産代行としての業務です。
つまり第三者が考える物を、どう作るかも含めて作っていくわけで、Sunrise BYOBとは違い作る人と考える人が異なります。


実際に自分の手で作っていない物を「自分が作った」ということは間違いでしょうか?
僕は一切そうは思っていません。
考えやひらめきといった出発点が無ければ物は生まれないと思っています。
その物を考えた人の元に出来上がった物が生産者から帰っていく。
考えた人はきっと言うでしょう。「できた!」と。
誰の物かは言うまでもないでしょう?

僕にとって 誰が作るか は選択肢でしかありません。
自分が本当に望む物を作るには結局自分で作るのが一番近道 とも思っているのでSunrise cyclesとしての物は全て自分で作ります。
でもチューブを作れるわけでもレーザーで鉄を切れるわけでもありません。
「まぁ全然ええねんけど」 自分で考えてるんだから僕が作ったでしょ。 と思います。
程度の差こそあれ同じことだと思うんです。


続く

0 件のコメント:

コメントを投稿