2015年1月20日火曜日

今年は



2015年ですね。
今年、僕は34歳、妻は36歳、うちの子は7歳 になる予定です。
一月も後半ですが、本年もよろしくお願い致します。




アラサー最後の本年、一本目の完成はロードフレームでした。
アラサーかどうかは別にどうでもいいことなのですが、Neo-Classicをお題にした一本です。

実際にやろうと思い立ったのは、僕の中での去年のBike of the year であるSpecializedの記念モデルを見た事がその引き金でした。

こういった車両の在り方に於いて僕は今まで大きな勘違いをしてここまで来ました。
今では廃れた1"コラムのロードフレーム(とフォークとか1"以外にもその他のいろいろ)。

「1"ゆえの選択肢の無さ」とかは問題ではなく、「その車両がそこにある事」 それ自体が素晴らしいのだということを、Mark Dinucciに教えてもらった気がしました。

価値の比較の必要など無ければ1"だろうと2cmだろうと3尺だろうと、さして変わりは無く数字に特に意味は無いという事です。
それは正にBYOBで作られるフレームの在り方でもあります。
そして何より僕が作る僕の車両の在り方です。




今思うと2014年は本当に多くの事があった年でした。
不意に、あれも去年でこれも去年でそれも去年か〜 としみじみくるのです。

今年一本目のこの車両は例えるなら、去年をひとまとめにひっくるめて分別めんどくさいから全部こたつに突っ込んでそのまま酒呑みに行って忘れて三日後に掃除してるカミさんに見つかってこっぴどくしかられて平謝りするような一本です。
(妻の名誉のために言っておきますが、彼女は毎日掃除をしてくれますし、そもそもうちにはこたつはありません)

変わっていくことが出来るか? と問われたら「うん!」と答えるんでげす。





昨年作っていたロードフレーム、にNAHBSの車両。

今でもめちゃくちゃ好きなフレームです。
暗中模索を絵に描くような、そう聖司君のバイオリンのような一本。
矛盾だらけでただただ装飾的。向こう見ずで、だけどパワフルだった思うのです。



(写真を撮ってくれた町田さん、本当にありがとうございました!)

呑み屋でも一杯目が無ければ二杯目は存在するはずがないのと同じように、
去年が無ければ今年も無いんだと自らに言い聞かせ、一本の終わりを次の一本のスタートへと変えていくのです。



というわけで、
前置きが長くなりましたが、今年も1月24,25日に北の丸公園科学技術館にて開催される、
日本ハンドメイドバイシクル展にSunrise cyclesとして出展します!

写真のNeo-Classic Roadも塗装は間に合いませんでしたが展示予定!
NAHBSに出展のDIXIEを中心にSunrise cyclesの車両を一挙に展示します!!

もちろん我らがBYOB Factoryも、Bakansu cycle、タマゴ氏を中心に出展!!
Straw works秋山氏の車両と共に現場をミリ上げてくれますよ〜。

そして今年は飯泉氏のYanagi cycleがピンで酸洗、もとい!参戦!! 

皆様是非、今週末は九段下駅下車、科学技術館へお越し下さい〜!
皆様のご来場を一同心よりお待ちしております!!


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