2015年7月9日木曜日

ストックフレームのご案内 @大阪Movementさん

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雨ですね!!

秋雨の頃に次いで一年で二番目に好きな季節です。
今年は本当に梅雨らしい梅雨で毎日晴れ晴れしくてなりません。最高。
雨が嫌だ なんて奴の気が知れないよ。ほんと。

この素晴らしい季節が終わるとあの長い長い夏が来るのか と思うと、
あると思ってたビールが冷蔵庫にない時のような本当に絶望的な気分になりますね。。。
梅雨よ、永遠なれ。

前置きは以上です。


ロードです。


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Neo-Classicとか言って、去年の暮れにせこせこ作ってたロードフレームの(強いて言うなら双子の)弟分のフレームです。


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上と下で違う箇所があります。どこが違うでしょう?
と、間違い探しのようなものですね笑

(普段だったら、ここがこうでそこがああでここがこうしたらこうなって、、、(無限に続く) と自分で作っておきながら物自慢をひたすら続けるのですが、それは前回の分で済んでるからもういいのです。)

正解は ”なんかいろいろ違う” でした。
違う物です。 でもそれぞれが本物です。

それぞれを作っている時、僕は同じようなことを考えていたように思います。
だから僕にとっては全部一緒です。だから双子の弟。
まあ、とても気に入っている車両だからなんだっていいんですが。


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フレームには4(追記:5)つの在り方があると思っています。

1:凝らずにスゴい

2:凝っててスゴい

(5:特記事項なし)

3:凝らずに普通以下

4:凝ってて普通以下


んで、それがそのままフレームのヒエラルキーの在り方になると思っています。
僕のフレームが階層のどこにあるかは見る方が決めてもらえたらいいのですが、
2か4だったらいいな〜 と 思うッチャ。

100本の線でかっこいい絵を描くことはある程度簡単ですが、
一本の線でかっこいい絵を描くことは本当に難しいと思う。
僕にはできないかもしれない。 できたいけど。

そら凝っててダサかったら目も当てられませんて て思うんです。

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二枚の写真が間違い探しになる ってことはそれだけ視覚的な情報量が多いってことで、
2のフレームを望む今の僕にはとてもうれしいことです。
そして何よりそれらが”違う”ことが本当にうれしい。

寸分違わない2本のフレームを作って、全く同じ写真の撮り方をして、2枚並べてどこが違うかを問う。
2枚を眺め回して最後に気付く、「個体が違うんだ」と。(写真の現物が違う は無し)
いつかやってみたいことだけど僕には絶対無理。

たとえ二つでも、全く同じ物を作ることは僕にとって苦痛でしかありません。
というかできません。
腑抜けですいません。

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今日作って不味かった味噌汁を 明日もそう作れ と言われたら作るか??

NO!!

できるかい! だって不味いもん。 あたりまえやん。

自転車と味噌汁を一緒にするな??

F**K!!

味噌も糞も一緒じゃ!

そいつが望んでそいつが作る物にはそいつの思いが宿るわけです。だから一緒!


たとえそれが誰かにとっての”ダメさ”であっても、人はその人なりの”良さ”を求め続けると思う。
一体誰が低みを目指すの?
少なくとも僕は変わり続けることを望みます。



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このフレームフォークは現在、住所の番地がアメイジングな大阪天王寺のMovementさんにて展示、即売していただいております。

そのMovementさん、創始者は現CORNER BIKESの寒川さん。信じられん実力者です。
僕のフレームに声をかけてくれたのは当時Movementのオーナーだった彼でした。 
今、彼はサイクルデザイン専門学校の講師を経て、僕と同じ生業を堺にてされています。
魔法使いがまた一人増えたわけです。 ホンマにうれしいっす!

現オーナーは堀さん、カレー屋さんのお兄さんにしてハブ欲高めな下戸の兄さんです。
営業用笑顔にまでその人の良さが出る愛されキャラをお持ち。うらやましい〜〜
最期まで抜かない懐刀がチラリとでもあなたの目をかすめればあなたは彼の虜です。
いわゆる創作系の自転車がお好きな店長堀さんですが、実はそのチャリで何でもこなすぜ感が半端ない内なるオラオラ系 と感じております。

そしてMovement最後の刺客、高橋君。
京都の有名店店主をして「お前には負けへんぞ!」と言わしめる(二次元メインの)輪界無冠の帝王。
Movement凸凹コンビの凸の方w (嫌な気させたらごめんなさい)
「乗らなわからん けど乗ったらわかるやろ?」 と、基本の線引き我に有り のリアルイケイケ兄ちゃん。  僕はこの人大好きですよ!(虹色的にではなく)
乗ることで形成される彼の自信溢れる物言いはあなたの耳にも本当に心地よく届くはずです。


このフレームを皮切りに、ロード1本、特価MTB1本の計3本をMovementさんにて展示していただく予定をしております。
いずれも趣向の違うSunrise cycles製フレームが揃います。
堀さん、高橋君、よろしくお願いします!

Movementさんのことをご存知だった方もそうでない方も、ぜひこの週末はお店に足を運んでみてください。
その折にはぜひ僕の作ったフレームもご欄下さいませ〜

僕の代わりにフレームがお待ちしております。



Bicycle Studio Movement

http://movement-cycle.com

〒543-0052
大阪府大阪市天王寺区大道1-2-34
Tel 06-4303-3196


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